通信教育(診断士ゼミナール(レボ))と通学(LEC))を活用した感想
これまで活用した診断士の学習ツールを紹介します。
スクールか通信がよいか選択する参考になれば幸いです。
■診断士ゼミナール(レボ)の選択
2016年、中小企業診断士の学習を始めた時、
値段の安さから通信教育の
診断士ゼミナール(レボ)を選択しました。
3パターンある中で①を選択しました。
③独学は不安でしたし、②通学はコストが高いため、
①の通信は通勤時間に学習できる
メリットとコストも安いため、
診断士ゼミナール(レボ)を選択しました。
グーグルにキーワード入れるとトップに出てきますね。
①通信
クレアールや診断士ゼミナールなど
自分のPCやスマホに動画をダウンロードして勉強する
②通学
TAC、LECなど
各教室に通いリアルタイムで勉強する
③独学
TACやTBCなど市販の教科書を使って自分で勉強する
■診断士ゼミナール(レボ)内容
コスト以外の内容について、記載します。
①1次試験 教科書&動画
・7科目毎、体系的に、図とカラーでイメージが
沸きやすいようにまとめてあります。
・資料は中小企業庁などの実際の資料を抜粋していたので
実務の際も利用しやすい配慮もある感じは受けました。
・動画も1.5倍速で聞けるので時短効率は高かったです。
ルーティンとしては、夜に動画をダウンロードして、
通勤時に聞きます。
・言葉や文字として正確に理解したい私としては
理解しにくい点もありました。
とはいえ、知識レベルもありますので個人の感想です。
・企業経営理論、財務・会計、中小企業経営・政策は
自分に合わなかったです。
頻出問題を解説した内容が中心で、
関連問題や今後可能性のある問題まで
広がりを感じなかったからです。
②1次試験 問題集&過去問
・2016年の時は問題演習は不足感がありました。
必須問題(いわゆるAランク)は行ける
けどもBCランクまでは手が届かないなという印象です。
現在は改善されているかもしれません。
・過去問もありましたが、解説の不足感を感じました。
とはいえ、知識レベルもありますので個人の感想です。
・過去問は動画はありませんでしたので、
「え?」となった記憶があります。
現在は改善されているかもしれません。
③2次試験 教科書
・2次試験の解き方のテクニックをまとめた教科書があります。
・特殊なことはなく、問われたことに分かりやすく
書きましょうという内容です。
書いてありますのでそのまま書きましょうとかでした。
・講師の説明は明瞭なので、「こんな感じならいけるな」
という自信を持たせてもらえる印象は強いです。
迷いのない、強い自信は大事です。
④2次試験 問題集
・診断士ゼミナール(レボ)で2次試験を突破するところまで
たどり着いていないので なんとも言えません。
⑤質問対応
・不明点はメールで質問ができます。
・数回メールしたのですが、1週間くらいタイムラグがあり、
そもそも自分が何を質問したか分からなくなっていて、
「まいっか」
で終わっていました。
・そもそも、勉強中で知識不足の中で、
メールで聞きたいことを質問するのはかなり難しいです。
自分の理解している言葉と、講師の理解している言葉が
違う可能性があり、誤解して伝わる可能性があるためです。
知らない人に100%の気持ちを
伝えるのはほぼ無理です。
30%伝わればOKかと思います。
値段はピカ一ですので、通信は通勤時間に学習できる、
コストも安い点から選択するのはありと思います。
ストレートで合格される方は、
ほぼ数万円で知識も資格も取得できますので。
合格有無については、運要素も含まれる結果ですので
何が正解とは言い難いですね。
■通学のLECに選択
2018年、学習3年目でマンネリになっていた
私のモチベーション維持のため
通学のLECを選択しました。
3パターンある中で②を選択しました。
①通信 クレアールや診断士ゼミナールなど
自分のPCやスマホに動画をダウンロードして勉強する
②通学 TAC、LECなど
各教室に通いリアルタイムで勉強する
③独学 TACやTBCなど市販の教科書を使って自分で勉強する
①通信③独学ともに、一人なので、
モチベーション維持は難しいですし、
②の各社スクールでのメソッドを吸収する方が
よいかなと思い通学にしました。
②通信のどこのスクールに通うかですが、
豊富なノウハウがありそうな
大手スクールのTAC,TBC,大原,LECから考えました。
・TACはテキストを持っていたので止めました
・TBCは当時知らなかったので選択肢に入りませんでした
・大原は会計イメージだったので止めました
残った、LECは、LEC模試の解説の書き方が丁寧で、
2次試験はLECメソッドがあり
口コミも良い印象のため選択しました。
ほんと、口コミは大事ですね。
コースですが、2018年当時、1次試験の残り3科目突破と
2次試験突破を両方を考えていたので、
1次・2次のフルコースを選び、金額は販売価格は25万位でした。
あくまで販売価格なので、そこから7割引きで16、7万くらいでした。
値引きは定期的というか、定常的にしてますね。
■診断士ゼミナール(レボ)内容
コスト以外の内容について、記載します。
⑴1次試験
①1次試験 テキスト&問題集
3科目分についてです
・テキストは市販のものです。
テキストの中身は、2次試験を意識した構成となっており、
内容はTACなどと大きく差はありません。
・問題集は、過去問の解放プロセスを整理したものです。
過去問のランク毎(A、Bランク:必須など)にどう考えて
回答を導くかのプロセスが解説してあり、動画もあります。
・過去問は、過去3年分の市販の問題集です。
これもランク毎(A、Bランク:必須など)に記載してあるので、
どの問題を○して、問題を×していいかの優先順位が分かります。
・ランクは、1次試験後にLECのWebサイトに回答を
登録した受験生の正答率からランク設定しています。
一つの指標として参考になります。
②1次試験 通学の講義
・テキストになぞった講義と、
科目終了後に確認テストがあります。
・講義は、講師によって、受験生を指名して回答を求める、
ワンマンで説明、ホワイトボードにイメージを記載して説明など、
多彩です。
あとは、受験生のよくある質問の共有、今後出題されそうな問題、
実務家経験談、など、もらえます。
・確認テストは1次試験と全く関係ないので知識が
定着したかの確認用です。
タイムマネジメントや捨て問の判別の確認で使いました。
⑵2次試験
①2次試験 テキスト&過去問
・2次試験の学習は、3段階(ベーシック、ステップアップ、
アドバンス)あり、それぞれテキストが3冊です。
段階を経るごとに答練が増えます。
・ベーシックは、LECメソッドの考え方と過去問を使って練習
・ステップアップは、切り口などテクニック的な内容を
過去問を使って練習
・アドバンスは、過去問の傾向分析やキーワードなど
テクニック的な内容
・問題集について、基本は過去問です。
過去問の回答は、LECは尖っているので、
?ということがよくありました。
結局、「信じるかはあなた次第です。」
事例Ⅰは、解答の幅が大きいのでかなり実務家的な回答の印象です。
事例Ⅳは、与作文と知識から行間を忠実に読み取り、
踏み込みすぎな回答の印象です。
他社比較するとよくわかります。
②2次試験 講義
・テキストにそった講義です。
これも講師によって、内容は全然違います。
私は4名の講師を受けましたが、基本に忠実な方、
いろんな論点を説明する方、
多様で、面白いです。
この点は、他のスクールも同じと思います。人気商売ですね。
・LECメソッドは、共通フレームワークで講師と
受験生のイメージが合うように、
コンサルとして働くときも使える経営戦略、事業戦略、機能戦略
を整理する方法論と理解しています。
この方法論は、私は好きですが、理解しても点数が
比例的に伸びるものではありません。
あくまで、与作の整理の仕方です。
結局のところ2次試験は、
「問題に対して、分かりやすく回答できるか」
が得点になりますので、納得感のある書き方が大事と思います。
そして、これが難しいんですね。
③2次試験 答練
・答練はオリジナル問題です。
・過去問のエッセンスを抽出して、講師が学ばせたいコンセプトを
ベースにオリジナル問題を作っているようです。
・ただ、「過去問に勝る良問はない」ので、
タイムマネジメントやLECメソッドの
確認など自分の確認したいテーマを定めて、
できたかを確認するくらいの位置づけと思います。
点数が良くても本番と関係ないです。本当に。
個人の意見ですので、ご参考になれば幸いです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
明るく楽しく時に苦しい人生設計
ショウ
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