中小企業診断士への道 ~明るく楽しく時に苦しい人生設計~

中小企業診断士になるまでの過程を描きます。皆様の参考になれば幸いです。

養成課程の受験(GDと面接) 城西国際大学編

2020年2月、2次試験でなく、

養成課程の道をチャレンジすることにし、

受験した城西大学。

 

2年でじっくり勉強でき、

これまでの養成受験での反省点を修正して臨んだ。

 

結果は、合格

 

「グループディスカッションは頭の中モヤモヤだったが、

 良かった。」

 

2020年4月からお世話になります。

いや、受け身でなく前のめりで発信していきます。

 

■目次

 

 

 

 

⑴試験内容

3点です。

 

①書類審査 事前送付

・志望理由、卒論内容、将来計画、研究テーマ、

 課題(1200~2400文字)を定型フォーマットに記載して提出します。

 受験要綱や大学概要を把握して自分の言葉に置き換えて記載。

 

・特徴は、課題です。

 テーマは、時事と診断士の在り方を問う内容で、

 

 「働き方改革を実現させるために、中小企業が取り組むべき事と

  中小企業診断士の役割」

 

 説明会の時に「しっかり描くべし」 とアドバイス頂き、

 HP、本と読みあさり作成。

 普通に書いても差別化できないので、かなり内容練りました。

 

 

②グループディスカッション 30分

 個人検討とグループディスカッションの2つありました。

 ・個人検討

  事務員のお姉さんに5人/チームごとに待機室から

  試験部屋に呼び出されて開始。

  案内後、面接官が3名着席しており、試験部屋の席に着くと、

  試験管から問題用紙を配布され、5分で問題に対して

  個人の意見をまとめよ。とのこと。

 

  「ぶっちゃけ、心臓の音しか聞こえずまとまらない。

   私はホントに頭悪いな。しっかし、これはマズい。。」

 

  5分間はこんな心境でした。

  そして、時は無情にも経過し、試験管から一言、

 

  「終了です。」

  

 ・グループディスカッション

  終了の合図後、グループディスカッション開始。

  試験管から2分で自己紹介と問題に対しての個人の意見ご説明せよ。

  とのこと。

 

  「ヨ、よろしくお願いします。私の意見は、(論理性なしの直観発言)」

   

  こんなカミカミ&グチャグチャな感じで初回の発言終了。

  そして、みんなの意見が入ってこない。

 

  メンバ全員が自己紹介と意見を発言後、試験管から

 

  「今から20分程度あげますのでディスカッションしてください。

   どうぞ。」

 

  ところどころ発言して、20分経過後、

 

  試験管から「終了です。待機室に戻ってください。」

 

  という感じで終了。

 

  通常、初めに役割分担を決め、

  ディスカッションするものと思っていたら、

  それも含めて自分たちでまとめてね。

 

  という応用力を試される感じでした。

  解がないことはわかっていましたが、

  メンバのこれまでの経験や人となりで、

  発散するだろうし、進め方を議論し始めると

  おそらくタイムオーバーになるので考える時間がないな。

 

  どこから議論すべきかと考えていると、

  先陣を切ってメンバが切り出して

  くれたので乗っかる形で議論する結果となった。

 

  場の仕切り、建設的な意見、要所要所でのまとめ、

  議論となる適切な投げかけ、

  は、チーム全体でできたのかなと思います。

  

  私は結構乗っかってしまいました。

 

③面接 20分

 事務員のお姉さんに待機室から面接部屋に呼び出されて開始。

 グループディスカッションとの異なる面接官3名にて面接を実施。

 質問は、要綱に記載してある内容や書類の内容ですので、

 事前に確認しておけば想定質問の準備は可能です。

 

・覚えている質問です。

 「なぜこの大学に入りたいか?」

 「なぜ診断士になりたいか?」

 「診断士の役割とは?」

 「役割に向けてあなたは何を今後すべきか?」

 「これまでの経歴をどう活用するのか?」

 「会社の了解は得たか?」

 「健康面は大丈夫か?」

 「費用は大丈夫か?」

  

・質問は想定内のものでした。

 回答の基本通り、「はい。問題ないです。理由は××。」

 をベースに回答しいろいろしゃべりたいのを抑えました。

・3回のチャレンジで修正しながらなんとかなりました。

 自己分析は終活ぶりだったので懐かしかったです。

  

  

⑵倍率 想定

 城西大学は3回の養成試験がある中で、

 2次試験後かつ3回目の試験であることもあり、

 私の計算上の倍率は、約2倍と考えられます。

 

 12人受験÷5名=2.4 ※個人の推定によるもので参考としてください。

 

   

 ⑶まとめ

 合格した皆様、おめでとうございます。

 そして、同期となる皆様よろしくお願いします。

  

 養成受験をする過程で、必ず自分は何をしてきたか、

 何をしたいか、を突き詰めることになります。

 

 それを初対面の人に対して、分かりやすく記述し説明する。

 

 これは、2次試験と同じで、診断士としての活動としても

 必要なことだなと思います。

  

  日々、振り返りと学ぶ精神を忘れずに一歩一歩進んでいきたいです。